Wednesday, 31 May 2023

チャンギ空港の新しくなったシルバークリスラウンジとクリスフライヤーゴールドラウンジに潜入

シンガポール航空(SIA)との旅は、お客様が当日に機内に搭乗する前から始まります。チャンギ空港ターミナル3の出国後エリアに入ったら直ぐ、A1~A8共同ゲートに向かって歩き2階に上がると、シンガポール航空のバティックモチーフにインスパイアされた精巧なハンドクラフトガラス・フラワーの見事な壁面装飾があなたを出迎えます。無数の花や葉が表現されたこの壁面装飾は、シンガポール拠点のアーティストであるB・ジェーン・コーウィーが手がけたもので、シンガポール航空を象徴するブルーを背景に優しくライトアップされています。

2階には、新しくなったシルバークリスラウンジのエントランスホワイエがあります。こちらでは、バティックモチーフを構成する6つの花がベースとなった、 が使用されています。一歩足を踏み入れれば、そこは、快適さと温かさと親しみに包まれ次の冒険への準備を整えられるサンクチュアリーです。広々としたホワイエは、お客様がメインエントランスから直接、「ザ・プライベート・ルーム」「ファーストクラス・シルバークリスラウンジ」「ビジネスクラス・シルバークリスラウンジ」にアクセスできるようにデザインされました。

息を飲むような壁面装飾をバックに自撮りをして、SNSでシェアしましょう(#FlySQ タグを付けるのをお忘れなく)。

ラウンジ利用頻度が多いお客様ほど、シンガポール航空が5,000万シンガポールドルかけ施した改装の良さを感じていただけるはずです。多様な旅行者グループの快適性と利便性を高めるため、今後数年間のニーズの進化を見据え、熟考の上設計されました。ライブクッキング・ステーションをはじめ、お客様に親しまれてきたアメニティをパワーアップさせ、作業エリアや休憩スペースといったラウンジシートの種類を増やし、シャワー/トイレ設備をアップグレードしました。ホスピタリティデザインで著名な ハーシュ・べドナー・アソシエイツ社設計による新ラウンジは、コンテンポラリーな仕上げと最先端設備を採用し、時代を超えた上質さを感じることのできる空間です。

新しくなったザ・プライベート・ルーム、ファーストクラス・シルバークリスラウンジ、ビジネスクラス・シルバークリスラウンジ、クリスフライヤー・ゴールドラウンジの魅力をご紹介します。

ザ・プライベート・ルーム

あなただけのプライベート空間:搭乗券をご提示いただくと、フレンドリーなホストが直接ザ・プライベート・ルームにご案内します。プライバシーが配慮されたエクスクルーシブな空間を意識して設計されたザ・プライベート・ルームには、約78席ご用意しております。一人旅のお客様には飾り本棚で仕切られたポケット席、少人数のお客様には二人席、プライバシーとリラックスが必要なお客様にはデイルーム(4室)、お子様用プレイエリア、プライベート空間で電話できる電話ブースなど、ニーズに合わせた様々な休憩スペースや座席を設けています。

デザインのディテール:ザ・プライベート・ルームでは、上質なエレガンスを醸し出す照明器具にもご注目ください。ロビーでは、シンガポール航空のバティックモチーフに使用されている花のひとつであるアクアティック・ジンジャーをイメージしたクリスタルフラワーで彩られた、虹色に輝くラリック社製の光のドームが目を奪います。ドームは、ラリック社がシンガポール航空のために特別にデザインしたものです。ラウンジ中央に進むと、背の高い建築用ガラス製スクリーンに縁取られた、ご家族様に最適な広々としたシーティングエリアの「Room within a Room」があります。ここでは、ラスビット社が独自にカスタマイズした光のインスタレーションが、自然や海、緑にインスパイアされたゆったりした雰囲気を演出しています。ダイニングブースを縁取るクリスタルフレームも、ラスビット社によるものです。そして、創業以来ずっとザ・プライベート・ルームの壁を飾っているホン・ズー・アン作による2つのアート作品『平和と繁栄 I『平和と繁栄 II が 親しみと歴史を伝えています。

ラリック社製の光のドーム(フラワークリスタル)は、シンガポール原産の絶滅危惧種植物であり、シンガポール航空のバティックモチーフに使われている花の一つであるアクアティック・ジンジャーからインスピレーションを得たものです。
「Room within a Room」では、ラスビット社によるカスタムライトのインスタレーションが採用されています。

食事と飲み物:ザ・プライベート・ルームでは、全28席の広々とした空間で、親密で上級な時間をお過ごしいただけます。国際色豊かなアラカルトメニューに加え、ロブスター入りラクサや和牛のサテなど、現地で人気の郷土料理を特別にアレンジしたメニューもございます。ティーコーナーで温かい飲み物をセルフサービスでお楽しみいただくこともできますし、お申し付けいただければ、終日待機しているバリスタがコーヒーをお入れします。

休憩:フライトを待つ間は、快適な空間で体を休め、おくつろぎください。さらにプライバシーが必要な場合や待ち時間が長い場合は、仕事、リラックス、リフレッシュ、運動等もできる広々としたデイルーム(4室有り)を予約していただけます。全室に調節可能な照明と、ポルトローナ・フラウ社製のリクライニング式アームチェアを備えています。デイルームのうち2室には、シングルサイズのテンピュール社ゼロGベッドと、独自のゼロ・グラビティ・プリセットにより身体を完全な無重力状態にする同ブランドのシュプリーム・ファーム・マットレスが設置されています。枕もテンピュール社製で、ミディアムとソフトをご用意しています。読書やパーソナル機器を使用する際は、ベッドベースを高くできます。また、より深いリラクゼーションへと誘う、コモ・シャンバラ社のシグネチャーアロマ『インヴィゴレート』と『スリープ』をリクエストに応じてご利用いただけます。さらに、軽いストレッチができるコモ・シャンバラ社のヨガブロックやヨガマットもご用意がございます。

テンピュール社製のゼロGベッドを備えたデイルームでは、振動マッサージのオプションも用意されており、エネルギーチャージしていただけます。

リフレッシュする: ザ・プライベート・ルームには、男女兼用の大型シャワールーム3室と、車いす対応トイレ(シャワー設備付)1室があります。各室、グローエ社製のトイレとシャワーを設置。洗浄力調整や自動開閉・洗浄などのタッチレス機能を搭載したセンシア・アリーナ・トイレや、レインスプレー、ジェットスプレー、ハンドシャワーを備えたシャワーを備えています。さらに、コモ・シャンバラ社のインヴィゴレート・シャワー・アメニティが旅行前の体調管理を支援します。小さなお子様連れのご家族様向けには、トイレのお子様向け設備や、独立したベビーケア・ルームもご用意しています。

ザ・プライベート・ルームのシャワー設備には、グローエ社製のサニタリーおよびシャワー器具、コモ・シャンバラ社製のアメニティを採用しています。写真提供:GROHE Pacific Pte Ltd

アクセス:ザ・プライベート・ルームへは、シンガポール航空スイートまたはファーストクラスをご利用のお客様のみアクセス可能です。シルバークリスラウンジのメインホワイエから直接アクセスできるようになり、従来のレイアウトよりも移動距離が短縮されました。

ファーストクラス・シルバークリスラウンジ

人気設備のリニューアル:134名収容可能なラウンジでは、フラッグシップバーのリニューアル、ダイニングルームとシェフのライブステーションの拡大、ダイニングエリアの2倍拡大、バー、プロダクティビティ・ポッド、専用会議室のアップグレード、お子様用の新しいシースルー・プレイルームと保護者の見守り用の隣接リビングエリア等、利用者に人気の設備がアップグレードされました。

ファーストクラスのダイニングルームでは座席数が倍増し、52名のお客様に快適にお過ごしいただけます。バックパネルにシンガポール航空のバティックモチーフのエンボス加工を施した4つのファミリーブースがあります。

デザインについて:フラッグシップのクリスタルバーでは、ラリック社のクリスタル照明で覆われた壁面装飾をぜひご覧ください。アクアティック・ジンジャーの形をモチーフにしたオーダーメイドのライトは、ホワイエからもその美しさを覗き見ることができます。ファーストクラス・ダイニングのバックパネルにも、バティックモチーフが施されています。また、ビュッフェカウンター近くの曲線壁は、旅のダイナミズムを表現したものです。

利用者から大変ご好評いただいているファーストクラス・バーには、ラリック社がシンガポール航空のために特別にデザインした照明が飾られ、新たな装いと名称とともに『クリスタル・バー』として生まれ変わっています。

仕事を進める:プロダクティビティ・ポッドは、静かに仕事をしたいお客様に最適な個室です。海外のシルバークリスラウンジで先行して導入され、大変好評を博しています。チャンギ空港のシルバークリスラウンジは、このプロダクティビティ・ポッドのアップデート版を備えています。もう一つの新しい特徴は、ハーシュ・べドナー・アソシエイツ社がデザインしたモジュラーシートです。座り心地抜群のソファ席で、仕事やお食事をしていただけます。また、最大6名収容可能な専用会議室もご用意しています。

食事をする:ラウンジのダイニングエリアの主役は、バクチョーミーやロティプラタ等のアラカルトを調理する大型ライブクッキング・ステーションです。従来のビュッフェ・アイランドに代わりセルフサービスのフードカウンターを設置し、車海老のラクサや冷やし蕎麦、アイスクリーム等の特別メニューをお楽しみいただけます。朝は、コーヒーカウンター近くのカウンターで、焼きたてのワッフルやペストリーを提供します。ラウンジでご利用可能な通常のドリンクとは別に、 ドリンクエリアがさらに2ヵ所設置されています。1つは、日中はバリスタが、夜はバーテンダーが『シルバークリス・スリング』や『シンガポール・スリング』等のスペシャルティカクテルを提供するクリスタル・バー。もう一つは、 セルフサービスでワインやお酒を自由に飲めるサテライトのミニバーであるトランク・バーです。

ライブステーションやシェフの特製料理は、これまでもずっと大人気でしたが、リニューアル後のダイニングエリアではさらに中心的な存在となっています。

休憩する:フライトを待つ数時間を過ごすのに最適なデイルームは4室、ご用意しております。その内の2室はポルトローナ・フラウ社製リクライニング・アームチェア、残りの2室はシングルサイズのテンピュール社製ゼロGベッドとスプリーム・ファーム・マットレスを備えています。テンピュール社の枕はミディアムとソフトの2種類をご用意しております。また、室内照明は調光・調色が可能です。どれも、ファーストクラス・シルバークリスラウンジに新しく登場した設備です。

デイルーム2室には、テンピュール社製ゼロGベッドが設置されており、就寝時はフラットに、読書やデバイスを使用する際は傾斜させて使用することができます。

リフレッシュする:ファーストクラス・シルバークリスラウンジには、男女兼用のシャワールームが5室、車いす用トイレ(シャワー設備付)が1室あります。各室、センシア・アリーナ・トイレ(洗浄機能、自動開閉・洗浄機能付き)、シャワー(レインスプレー、ジェットスプレー、ハンドシャワー機能付き)等、グローエ社製のサニタリー&シャワー設備を導入しています。小さなお子様連れのご家族様向けには、トイレのお子様向け設備や、独立したベビーケア・ルームもご用意しています。

アクセス:ファーストクラスラウンジは、シンガポール航空スイートまたはファーストクラスのお客様、シンガポール航空の全ご利用クラスのソリティアPPSクラブ会員、またはスターアライアンス便のファーストクラスのお客様がご利用いただけます。シルバークリスラウンジのメインホワイエから直接入室できます。

ビジネスクラス・シルバークリスラウンジ

より大きく快適に:新しくなったビジネスクラス・シルバークリスラウンジは約575席備えており、シルバークリスラウンジの中でも最大規模になりました。床面積は、ザ・プライベート・ルームとファーストクラス・シルバークリスラウンジの合計よりも広くなっています。このラウンジは一日を通じて多くのお客様にご利用いただくため、新しい設計では、広いダイニングホール、リラックスできるリビングルーム、静かな休憩ゾーン、ゆったりとした座席スペースを備えたオープン・コンセプト・エリアといった、お客様の特性やニーズに合わせた複数のゾーンを設けました。

A1~A5共同ゲートを見渡せる広々としたリビングルームで一息つきませんか。小腹も満たせるように、ダイニングエリアの近くに配置されています。

デザインについて:新しくなったビジネスクラスのバーには、時間帯によって明るさや色が変わっていく、緯度線を表現したオーバーヘッド照明が設置されています。リビングルームの主役は、バーントオレンジの豪華な革が特徴的な、シンガポール航空のバティックモチーフの刺繍が施されたウイングバックチェアです。現在、ラウンジには、自国の現代アートギャラリーOde to Artとのコラボレーションにより、シンガポールのアーティスト、ホン・ズー・アンとリム・ツゼ・ペンのアート作品が展示されています。色彩豊かに落ち着いたシーンが表現されており、空間を広々と見せています。まるで中庭のようなオープン・コンセプト・エリアでは、天窓から滑走路を眺められる楽しい座席もあり、ワクワクした気持ちでフライトを待つことができます。

作業する:新しいラウンジには、6名まで収容可能な専用会議室と、快適に仕事や食事をしていたくためのモジュラーソファー席を複数ご用意しています。また、プライバシーを守りながら仕事ができるプロダクティビティ・ポッドや、小さな電話ブースもございます。

プロダクティビティ・ポッドで、溜まった仕事を片づけましょう。

ダイニング:このラウンジにはダイニングエリアが2つあります。200席近くあるメインダイニングホールでは、セルフサービスのビュッフェスタイルでボリュームたっぷりのお食事をお楽しみいただけます。そしてラウンジの逆側には、レジャー旅行者やご家族様向けの、よりカジュアルに軽食やスナックをとれるエリアがございます。両エリアからアクセスしやすいよう中間に設置された新しいバーでは、朝はバリスタが、夜はバーテンダーが常駐しており、ビジネスクラスのお客様も滑走路を眺めながら、お気に入りの一杯を楽しむことができます。

メインダイニングホールの長いビュッフェアイランドでは、お客様ご自身でお食事をお選びいただけます。

休憩する:ラウンジ奥にある休憩スペースには、半個室に長椅子が14脚設置してあり、夜間の乗り継ぎ後のお客様や、時差ボケを解消したいお客様にお休みいただけます。休憩施設は、お客様の声にお応えしてラウンジに新設されたものです。メイン・シーティング・エリアは、さらに快適にリラックスしていただけるリビングルーム・スタイルになっています。隙間時間を潰すなら、クリスショップにご来店いただければ、ソニーと共同開発したインタラクティブディスプレイでカタログを閲覧し、QRコードを使用してオンラインショッピングが可能です。

リフレッシュする:新しくなったビジネスクラス・シルバークリスラウンジでは、シャワーの数を2倍に増やしました。男女兼用のシャワールームを15室設置し、車いす対応のトイレやシャワーも設置しました。また、小さなお子様連れのご家族様向けに、トイレのチャイルド設備や独立したベビーケアルームも用意しています。

アクセス:ビジネスクラス・シルバークリスラウンジは、シンガポール航空の全ご利用クラスをご利用のPPSクラブ会員、またはシンガポール航空もしくはスターアライアンス便のビジネスクラスをご利用のお客様がご利用いただけます。シルバークリスラウンジのメインホワイエから直接入室できます。

クリスフライヤー・ゴールドラウンジ

快適さも倍増:新設されたクリスフライヤー・ゴールドラウンジは、広さが2倍になり、約350名のお客様を収容できるようになりました。こちらは、ビジネスクラス・シルバークリスラウンジに次いで大きなラウンジです。専用シャワー設備も完備しております。クリスフライヤー・ゴールドラウンジは、吹き抜けの美しいオープンスペースにあります。滑走路を一望できる、明るくフレッシュな雰囲気の空間です。

屋外席で飛行機の離発着を眺めながら、次のフライトに思いを馳せてはいかがでしょうか。

デザインについて:ラウンジのエントランスには、旅のダイナミズムを表現する曲線壁と、航空機のテールランプをイメージした照明が設置されています。内部は、飛行経路の分岐をイメージした背の高い構造照明が飾られた吹き抜けのオープンスペースになっています。

作業する:クリスフライヤー・ゴールドラウンジでは、オープンコンセプトのワークデスクに加え、ハイテーブルも設置しました。

デスク仕様がお好みの方には、こちらもご用意がございます。

ダイニング:ビュッフェエリアは拡大し、メニューも一新しました。ラウンジ、ダイニングともにオープンエリアで、夜間でも明るい爽やかな屋外席風の空間になっています。

リフレッシュ:以前は専用トイレ・シャワーのご用意がありませんでしたが、現在は専用トイレが3つ、男女兼用のシャワー室が3つ、さらに車椅子対応のトイレとシャワーが設置され、ラウンジを頻繁に利用する方にもご満足いただける仕様にリニューアルされました。また、小さなお子様連れのご家族様向けに、トイレのチャイルド設備や独立したベビーケアルームも用意しています。

ラウンジ設備としては、シャワーやトイレに加え、ベビーケアルームを新たに設置しました。

アクセス:クリスフライヤー・ゴールドラウンジは、シンガポール航空便またはスターアライアンス便をプレミアムエコノミーまたはエコノミークラスでご利用のクリスフライヤー・エリートゴールドまたはスターアライアンスゴールド会員がご利用いただけます。シルバークリスラウンジと同一階の歩いてすぐのところに、独立エントランスがございます。

クリスフライヤー・ゴールドラウンジへ入室するには、シルバークリスラウンジのメインエントランスから数歩離れたところに別途エントランスがございます。

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